・・・・・・・っということで、また昔話です。<(_ _)>
こう見えても(見えないでしょうが)いろんな仕事をしました。
無人機もその一つです。
あの頃はドローンという言葉はポピュラーではなくUAV(Unmannd Aerial Vehicle)が通称でした。
ずいぶん前ですが、防衛庁が無人機の研究を始めた頃の話です。
言っちゃ悪いけれど、彼らは開発する力量がありませんでした。
こちらから試作機を作って提案したら、入札することになりました。
しかし、我が社は入札で負けました。
防衛庁には分野ごとに御用業者が決まっていて、ぼくらのような新参者にはハナっから勝ち目がなかったのです。
その辺の話をすると長くなるので省略しますが、落札した会社(大手企業)が開発に行き詰まってしまいました。
小型UAVのノウハウがなかったのです。
結局我が社が防衛庁から受注を引き継ぎ、開発を続けました。
ぼくらの提案するUAVは小型で自立飛行ができ、何しろ安価なことがウリでした。
COTS(commercial off-the-shelf)といって、一般向けにライセンス提供されるものを採用する方針でした。
ところが、防衛庁側の要求はどんどんエスカレートし、大型化、多機能化、高性能化していきました。
それとともに高価な代物になっていったのは当然です。
COTSとはかけ離れたものになっていきました。
・・・・・・・
さて、ウクライナ戦争ではドローンが大活躍で、勝敗を分けるキーテクノロジーと言ってもいいくらいです。
最近、興味深いニュースに接しました。
なんとウクライナが、ダンボールのドローンを使って戦果をあげているというのです。
ぼくらが提案したのは、多数のUAVを一度に飛ばして攻撃すれば、相手は対抗できないというものでした。
何機かは撃墜されるけれど、大多数が目的に達するという作戦です。
そのためには機体が安価でなくてはなりません。
今、防衛庁が独自のUAVを開発しているかどうか知りません。
あの頃のぼくらの提案を思い出してくれればななぁ〜・・・と思った次第です。
