・・・・・・・っということで、ニコラス・ケイジ主演です。
アメリカ文学色の強い映画です。
アメリカ文学というと、サリンジャーやフィッツジェラルドとかヘミングウェイが手本とされています。
文学コースでは、さりげない日常を自分の視点で捉えることを推奨します。
題名の通り、相当特異なシチュエーションで物語は展開します。
ケイジは腕利きのシェフでしたが、いまではオレゴンの森の中で隠遁生活を送っています。
生活の糧はブタを使ってトリフを掘り当て、それを仲買人の青年に売るというものです。
ずいぶんヘンテコですよね。
主張したいことは、「現代文明に対する懐疑」です。
それを主張するのに、ずいぶん回りくどいストーリーテリングの手法を使っています。
よく練られたいい台本なんだけど、現実離れした箇所が散見され、ぼくのようなA型の人間には引っかかってしまいます。
ポートランドのレストラン業界を支配するシンジケートのボス?(青年仲買人の父親)
そのボスがケイジのブタを盗む目的はなんなのか?
あり得ないでしょう。
とはいえ、人間模様は上手く描かれています。
暴君の父と息子の葛藤と歪んだ夫婦関係。
ケイジが隠遁生活を送るきっかけとなった妻の死。
久しぶりにニコラス・ケイジがまともな映画に出演して、まともな演技を見せています。
★★★★☆
