ユニコーンが自由に走り回れる環境 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、野球はアメリカ発祥のスポーツですから、MLBに対してなかなか文句は言えません。

 

そんな中、大谷翔平という日本の才能がアメリカ野球界を騒がせています。

 

そもそも、二刀流など想定していなかったのですから。

 

彼が見せる異次元のパフォーマンスを見て、「ユニコーン」と呼んでいます。

 

彼の登場はMLBにとって、またとない幸運をもたらしたと考えるべきでしょう。

 

完成していたと思われていたゲームが、さらに発展するチャンスを得たのですから。

 

「オオタニルール」を設けるなど、その柔軟性は「さすがアメリカ」と感心せざるを得ません。

 

・・・・・・・

 

しかし、残念なことに、大谷選手の目指すレベルにMLBが対応できていないように見受けられるのです。

 

昨日の試合ではそれがよく現れていました。

 

大谷投手が投げた外角高めをボールと判定されたことです。

 

誰が見ても、明らかなストライクでした。

 

大谷は信じられないという表情をしました。

 

あの誤審のために、大谷投手が受けた精神的ショックは、傍目にも明らかでした。

 

その精神的動揺から立ち直れず、大谷は敗戦投手になってしまいました。

 

・・・・・・・

 

このことに対して、「人間である以上誤審はしかたない」とか、「相手だって同じ審判なのだから」という意見が当然あるでしょう。

 

しかし、大谷選手が求めている野球の次元は、我々の想像以上に高いのです。

 

そういう、高次元の野球を目指す選手に対して、「MLBの審判はもっと真剣であるべき」だと言いたいのです。

 

審判ばかりではありません。

 

エンジェルスの選手たちも、エラーを連発して大谷選手の足を引っ張ったのです。

 

それは、野球に対する「真剣度」において、大谷選手に及ばないのは明らかです。

 

監督も同じです。

 

何も大谷選手を特別扱いにしろと言っているのではありません。

 

高い次元の野球を目指す選手がいれば、彼を取り巻く環境もそれに応えるだけの真剣度を持って欲しいのです。

 

これはアメリカ野球にとっても、大きなプラスになるのは間違いないのですから。

 

ユニコーンが自由に走り回れる環境を提供してもらいたいものです。