・・・・・・・っということで、ウクライナ戦争の動画を見ていると、ナパーム弾を使っている映像がありませんね。
ヴェトナム戦争では頻繁に用いられたのに。
「朝のナパームの匂いは格別だ」とコーヒーを飲みながらロバート・デュヴァル演じるキルゴア中佐が語る名セリフを思い出します。
ウクライナ軍の反撃が上手くいっていないのは、網の目のような塹壕と地雷原が原因です。
こういう敵の布陣には、面で効果を発揮する爆弾が有効です。
だからクラスター爆弾をウクライナが欲しがり、アメリカが供与を決定した理由でしょう。
ナパーム弾は有効だと思うのですが、制空権がないから使えないのですかね。
クラスター爆弾は航空機からの投下以外に、地対地ロケットや砲弾でも発射できるようです。
チャットGPTによると、クラスター爆弾は、地雷原の地雷処理に使用されることがあるそうです。
ウクライナが欲しがっている理由がわかりますね。
火炎放射器は洞窟に立てこもっている敵に有効で、ウクライナのような平地での戦いには向いていないようです。
有効射程が約18mと短い上に立って発射せねばならず、射手が格好の標的になるから、アメリカ軍では廃棄となっているそうです。
焼夷弾には我々日本人は酷い目に遭わされています。
金属パウダーと松脂などの油脂の混合物で、水をかけて消そうとすると、逆に燃焼が激化します。
戦争というものは人と人との殺し合いであり、より広範囲にいかに効率的に殺せるか、知恵の限りを尽くします。
殺戮の過程で「残虐かどうか」は二の次なのです。