・・・・・・・っということで、ドイツの動物保護施設のドキュメンタリーです。
ナレーションは一切ありません。
色々な理由で犬や猫、ウサギなど、ペットとして飼われていた動物たちがやってきます。
怪我をしているもの、飼い主が手放したもの、保護されたもの、凶暴なもの・・・色々な理由で休みなく集まってきます。
女性の職員がほとんどですが、みんな腕っぷしが強そうです。
保護して、治療して、餌を与え、運動をさせます。
インターネットで飼い主探しをします。
運がいいものは、新しい飼い主に引き取られていきます。
結局うまくいかずに舞い戻ってくるものもいます。
それを淡々と映します。
そうして、だんだん病んでいるのは人間側だと気付かされていきます。
最後の方に基準に沿って「処分」する犬たちが出てきます。
職員に懐いていて、どうしてこの犬を処分しなければならないのか分からないほどです。
口輪をはめられ、押さえつけて注射を打ちます。
分かるんですね、一瞬抵抗します。
口輪を外され、職員の腕に抱かれ、撫でられながら息を引き取っていきます。
その日は4頭処分されました。
ビニールの袋に入れられ、一輪車で運ばれていきます。
どうやら火葬にされるようです。
女性職員は何度も経験しているはずなのに、「どうしても慣れない」と言いながら涙を拭います。
ドイツらしく、檻は広く、清潔です。
★★★★★