・・・・・・・っということで、言っちゃ悪いけど、今回のプリゴジンの反乱は面白いですね。
こういう誰も予想していない展開になると、いわゆる専門家たちは途端に頼りなくなります。
ぼくのようなド素人はその点、気楽なものです。
こういう時に、大抵の人は沈黙します。
予言者ぶって今後の展開をひけらかしても、ほぼ間違いなく外れるからです。
しかし、そのときどう感じたか、将来をどう予見していたかを残すのは意味があると思うのです。
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プリゴジンはクレージーな人間であることは間違いないですが、バカな男じゃないことだけは確かでしょう。
モスクワに向かって進軍したけれど、ロシア軍はナポレオンのエルバ島脱出の時のように寝返らなかった。
こういう場合、正規軍と一戦交えるのは、最も避けるべき悪手です。
彼の財産はワグネル軍です。
その財産を温存することが、彼にとって最も重要なことなのです。
状況を見て、すぐさま進軍を中止しました。
たぶんこれは彼の計算の内だったはずです。
バカどころか相当頭がいい。
一部の報道では、ベラルーシに亡命するようなことを報じていましたが、これは絶対にあり得ないでしょう。
彼が自らの軍であるワグネルを離れることは、即ち彼の死を意味します。
プーチンが許すはずがありません。
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プーチンは元スパイであって、軍事面は素人。
無能と知っていても、ショイグとかゲラシモフを使わざるを得ない。
軍を(有能な?)プリゴジンに任せるという選択肢は絶対にあり得ない。
同時に、このままプリゴジンを放置するわけにはいかない。
プーチンが今やらなければならないことは、「プリゴジンの排除」です。
これ以外に選択肢はないでしょう。
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ワグネルの中に籠っているプリゴジンを排除するのは相当難しいはずです。
そういう視点でぼくは眺めているのですが、さてどうなることかお楽しみ。
