映画【Reality】 | so what(だから何なんだ)

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そんなお年頃。
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・・・・・・・っということで、HBO制作のドラマです。

 

 

Realityは主人公の名前で、「現実」という意味ではありません。

 

日本未公開ですので、英語の聞き取り練習のつもりで見ました。

 

聞き取れたのは10%もいかないかなぁ〜。(TT)

 

NSA(国家公安局?)に勤務する女性(元空軍勤務の経験があるアフガニスタン語(ペルシャ語)の翻訳者)が、ある日FBI捜査官たちの訪問を受けます。

 

どうやらこの映画は、その時録音されたの尋問記録を忠実に再現しているようです。

 

捜査官たちは、質問に答える答えないは彼女の自由意志に任せると言います。

 

捜査令状を最初に見せるのかと思ったら、だいぶ後に示します。

 

尋問場所は自宅かオフィスがいいかと聞いたり、飼っている犬と猫のことを心配する彼女に気を遣ったりします。

 

結局、使われていないだだっ広い部屋の中で立ったままで尋問が始まります。

 

何と、この映画の大部分は、その殺風景な部屋の中で展開します。

 

どうやら、彼女には国家機密をリークした嫌疑がかけられているようなのです。

 

単刀直入には聞かず、実に回りくどいどうでもいい話ばかりします。

 

彼女は機密を持ち出したことを完全否定します。

 

観客は彼女の方に感情移入しますが、尋問が進むにつれて、彼女が本当のことを言っていないと疑いを持つようになります。

 

捜査官は彼らが持っている情報を小出しにして、だんだん彼女を追い詰めます。

 

機密とは、ロシアが大統領選挙に介入している証拠のことらしいです。

 

ついに、彼女は機密をコピーしてマスコミにリークしたことを認めます。

 

最後は手錠をかけられたところで物語は終わります。

 

ただそれだけのストーリーですが、映像の組み立てがいいんです。

 

シンプルな会話なのに、緊張感が途切れないのです。

 

特に女優の表情の演技が素晴らしい。

 

彼女の表情を見れば、心の動揺や嘘が見えるのです。

 

これは実話で、彼女は国家反逆罪で4年の実刑を受けます。

 

今も服役中で、その後も経過観察が続けられるそうです。

 

問題は、動機です。

 

彼女は国家機密を漏洩した罪は認めますが、(同時に公務員であるので)誓約している以上、国民に対しても正しい情報を伝える義務があると述べたとテロップで出ます。

 

アメリカはスノーデンや州兵による国家機密漏洩が頻発しています。

 

彼女のように厳しい実刑を受けたことは、今後内部告発しようとする人々の善意を挫く恐れがあります。

 

実にアメリカらしい問題を提起するドラマになっています。

 

★★★★★