・・・・・・・っということで、デンマーク映画です。
マッツ・ミケルセンはいい俳優だけど、なかなかいい映画に恵まれませんね。
しかし、コメディーでもいい味を出せることを、この作品で証明しています。
妻を殺された男のシリアスな復讐劇だと思ったら大間違い。
とことんブラックに徹したコメディー映画でした。
デンマークに限らず、北欧の映画は笑いのツボがちょっとズレているところが面白いのです。
寒い国のせいなんでしょうが、ドタバタのコメディーにはしません。
よく言えば「知的な笑い」でなければ、満足しないようです。
本当は笑うところを、わざと真面目を装うのです。
この映画も、ずいぶん重いテーマを含んでいます。
運命か、偶然か、神のみ技か・・・その違いを考えさせられます。
イジメ問題も、差別問題も、親子の愛も、正義とは何かをも問いかけています。
ですから、北欧映画に慣れてない人が見ると、何じゃ?何を言いたいのか?と混乱させられます。
この映画の良い点は、何かワケ分からないけれども、見終わった後はホッコリさせられるところでしょう。
相当クセのある作品ですが、指摘したような心構えがあれば、楽しめる映画と言えるでしょう。
【特捜部Q】シリーズで、カールを演じた役者が髭面で出てきますよ。
★★★★★