点の社会と線の社会 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、エジソンが白熱電灯を発明した時、電力インフラは整っていませんでした。

 

ですから、せっかく発明した白熱電灯は蓄電池を使うしかなかったのです。

 

以上は、子供の時に読んだ伝記の記憶ですから、違うかも知れません。^^;

 

 

その後、発電所ができて電力網が整備され、世の中は電気社会になりました。

 

いま停電になったら、生活は成り立ちません。

 

昔は、電気以外に練炭があり、木炭があり、灯油があり、プロパンガスがありました。

 

水道とは別に、以前は井戸がありました。

 

現代社会は電気・ガス・水道と、すべて線(ライン)のインフラに頼っています。

 

便利になった反面、線に依存する社会構造は脆弱だと言えるでしょう。

 

・・・・・・・

 

何を言いたいかというと、電気自動車です。

 

脆弱な電気インフラが切断された時、電気自動車は無用の長物と化すのです。

 

いま自動車は電気自動車に向かってイケイケゴーゴー(古い表現かな?)です。

 

線の社会は便利ですが、脆弱です。

 

点の社会は不便ですが、強靭です。

 

大災害が生じた時、電気自動車でどうやって救助や復興ができるのでしょうか?

 

充電するために、どれほど長蛇の列ができるのでしょう。

 

ロシアはウクライナの電力インフラを標的にしたことは理にかなっています。

 

ウクライナが戦争を継続できるのは、ガソリン車のおかげでしょう?

 

・・・・・・・

 

二酸化炭素を理由とした電気自動車推進派の言動からは、「胡散臭さ」を感じてしまうのです。

 

電気自動車は、中国を利するだけです。

 

点の社会の強靭性を評価し直すべきではないでしょうか。