・・・・・・・っということで、そろばんは電卓に負けました。
人間の頭脳が機械に負けた最初の好例でした。
いくら暗算が得意でも、電卓に立ち向かおうとする人はいないでしょう。
その時点では、電子計算機はやたら「計算のスピードが速い代物」程度の認識しかありませんでした。
コンピュータもだいたいその延長線上で考えられていました。
パソコンが登場した時、いったい何の役に立つのだ?と多くの人が疑問を持ちました。
「何でも出来るんだ」と答えても、ほとんどの人が理解できませんでした。
ところが、いまパソコンで何が出来るんだ?と聞く人はいないでしょう。
小学生に至るまで、スマフォという手のひらサイズのコンピュータを持ち歩いているのですから。
それでも、心のどこかに「人間はコンピュータに負けない」という自負があったはずです。
そこで、対話型のAIであるチャットGPTの登場です。
人類は初めて、具体的に人間対コンピュータの関係性について考えざるを得なくなったのです。
こりゃ、人間が有利と思っていたことが、AIに負けるんじゃないかと不安になったのです。
・・・・・・・
これまでも人間はコンピュータに負け続けてきました。
チェスを指せば、もう人間に勝ち目はありません。
将棋だって、碁だって人間は勝てなくなるでしょう。(もうなってるのかな?)
藤井聡太君だって敵わなくなるのです。
いつのまにか、コンピュータは「計算スピードが速い代物」ではなくなっていたのです。
チャットGPTと対話することによって、AIってそんなに賢かったのか!と気付かされたのです。
不安になるのはアタリマエです。
人間はチェス以外に人間を負かし続け、人間の領域を侵し始めるのではないか?
このまま進めば、人間は不要になるのではないか。
18世紀に産業革命で労働者が不安になったことが、21世紀のいま起き始めたのです。
・・・・・・・
チャットGPTについてちょっと脅し過ぎじゃないかと心配しているのですが、放っておいても社会が激変するのですから、いま分からなくてもいいのです。
こういう社会変化をリアルタイムで体験できるのですから、長生きした方が断然得ですね。^m^
・・・次が最終回になるはずです。