・・・・・・・っということで、今回はかなり真面目に考えていきます。
革命的な新技術が登場すると、その技術が社会を激変させると理解するまで時間がかかります。
インターネットが好例で、当初メールは電話や手紙の代わりになるな程度の認識でした。
スマフォが登場した時も、携帯電話に音楽が聞けるアイポッドが付いたからいいなぁ〜程度でした。
ところが現在は、それらの技術中心に世界が回っていると言っても過言ではないでしょう。
そしてチャットGTPの登場です。
これまではハードを伴った技術でしたが、今回は純粋なAI技術です。
インターネットが通信のインフラを作って、その土台に最適なスマフォというツールが乗っかって、新技術は個人の「手のひら」まで接近してきたのです。
次は「人間の頭脳」まで入り込もうとしてきたのだと、そう認識すべきでしょう。
これをコンピュータによる「人間の支配」の前触れと恐れる人もいるでしょう。
そういうSF映画は山ほどあって、その影響は無視できませんからね。
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産業革命が起きた時、工場労働者たちは仕事が奪われると大騒ぎしたものです。
そして、それは全く事実でした。
いま現在でも、かつてあった業種が新技術のためにどんどん消えていきます。
本屋も新聞も、郵便局もインターネットの前に、風前の灯です。
確かに新技術によって人間の仕事が奪われることは確かですが、その反面人間の無駄な仕事が減ってより楽になったのも事実なのです。
楽になった分、新しい産業が生まれていくという寸法です。
ところがAIによるチャットGPTという新技術は、作業を手助けするものではなく、サービスを省力化するのでもなく、「人間の思考を補佐」する機能であることが特殊なのです。
良い例が、入社試験で求められる論文作成です。
会社から与えられた論文テーマをチャットGPT に問えば、あっという間に仕上がります。
それが本人が書くより、ずっと上等な出来栄えの論文なのです。
これは大問題なのです。
入社論文の意味がなくなってしまうからです。
文章を書くには「思考」が必要です。
その思考過程を見ていけば、その本人の能力や人格がかなりはっきり判るのです。
AIは人間の思考を「補佐」したのではなく、完全に乗っ取ってしまったのです。
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つづく。