・・・・・・・っということで、ジョディー・フォスターとベネディクト・カンバーバッチが主演となると、観ないわけにはいかないでしょう。
9.11でアメリカが司法手続きを経ずにテロに関係したと疑われる者を片っ端からグアンタナモ基地に収容して、拷問していたことを描いています。
映画の出来はオーソドックスで、手堅くまとめられています。
意外などんでん返しは仕掛けられていません。
個人的には、マルセイユは軍が仕掛けた罠だと思ったのですが、違ってガッカリ。
フォスターとカンバーバッチの演技は折り紙つきなのですが、モハメドゥを演じたタハール・ラヒムがやたら存在感がありました。
余計なヒネリを加えなかったのは、実話を強調したかったからでしょうが、あまりに正攻法でした。
アメリカ映画によくあるパターンで、アメリカの犯した罪を隠すことなく暴く手法です。
だからアメリカは偉いんだ・・・との論理。
これって、銃弾を撃ち込んで病院に連れて行くのと同じ、「欺瞞」の匂いが鼻についてしまうのです。
罪を懺悔すれば許されるというキリスト教の影響ですかね?
ちょっと採点は辛めです。
★★★★☆