・・・・・・・っということで、TVを見ていたら、火山の噴火の映像が流れていました。
あれっ?火山が噴出するCO2って半端ない量じゃないの?
地球温暖化の元凶がCO2ってことは、もはや常識ですよね。
火山の噴火によって冷害が起きるくらいだから、人間がチマチマCO2削減しても、大して役立たないんじゃないの・・・って思いませんか?
同じことを連想する人がいるらしく、去年起きたトンガの大噴火によって、10年くらい削減の努力が無駄になるんじゃないかと考えたそうです。
そこで、調べてみたら、火山が放出するCO2の量は年間1.3〜4.4億トンだそうです。
一方、人間の活動によって排出されるCO2は年間350億トンほどなんです。
あっちゃぁ〜〜、比較にならないほど違うじゃないですか。
人間に比べたら、火山の方がずっと少ない。
・・・・・・・
じゃあ、自動車が排出する量はどのくらい?という疑問が湧きますよね。
だいたい20%(日本は18.6%)が交通関係によるCO2排出なんだそうです。
さらに、乗用車はそのうちの45%なんだそうです。
350億トン×20%×45%ですから、31.5億トンが乗用車ですね。
31.5÷350=9%となります。
残りの約90%は製鉄所をはじめとする工場、船、飛行機、トラック、バス、発電所などからの排出です。
ぼくらが毎日乗っている乗用車が地球を暖めているんです。
EUが2035年までエンジン車は売るなと決めたのに呆れていましたが、意外に切実な問題だったのですね。
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最後に、いちばんCO2を排出している国はどこかというと、やはり中国なんですね。
ダントツに多いです。
95.7億トンですから÷350億トン=27.3%が中国なんですね。
地球の命運は、言っても知らん顔の中国が握っているんですよ。
・・・以上、数値はネットから集めてきたものです。
本来なら、数値の根拠を示さなければならないのでしょうが、このての数値は大雑把にならざるを得ませんので許してください。