・・・・・・・っということで、アメリカと中国はライバル心剥き出しで、まるで冷戦時代の様相を呈してきています。
お互い「大国」であることは間違いありませんが、共通点はそれだけで、両国は異質の国であります。
中国の歴史は3,300年前まで遡ることができます。
それは、漢字が(正確にいえば甲骨文字)が残っているからです。
一方アメリカの歴史は、1776年の独立宣言から始まります。
(アメリカンネイティブの歴史は考慮されません。文字を持たなかったからです。)
3,300年対247年です。
つまり、中国の方がアメリカの13倍も長い歴史を持っているのです。
両国の問題を考える時、この歴史の差を常に考慮しなければなりません。
歴史の差は何に影響するでしょう?
それは、考え方の違いです。
人がものを考える時、背後にある歴史の影響を強く受けることは間違い無いでしょう。
歴史の影響とは何か?
民族が持つ固有の文化、宗教、神話、風習、しきたり、辿ってきた歴史の記憶などでしょう。
アメリカは主にイギリスからの移民で構成されています。
言語が英語であることからそう考えていいでしょう。
ですから、アメリカ人のものの考え方はイギリスと似ているはずです。
しかし、ものの考え方に対する歴史の影響が、一度リセットされているのがアメリカの特徴です。
世界中を見渡しても、こんな特異な歴史を持っている国は少ないないでしょう。(オランダもその一つかもしれません。)
・・・っということは、アメリカ人の考え方は歴史に影響される部分が極端に少ないと考えていいでしょう。
いっぽう、中国は、影響されっぱなしの国なのです。
この二国がお互いを理解することが、いかに困難であることかが分かるはずです。
アジアに属し、長い歴史を持つ国である日本は、どちらかと言えば中国の考えを理解しやすいはずです。
少なくとも、アメリカよりは。
二つの大国が対立を強める中で、地理的に挟まれた日本の果たす役割は自ずと理解できるはずです。
好むと好まざるに関わらず、その役割を果たせるのは日本しかないのです。
これは、よほど真剣に考えるべき問題だと思うのですが、どうでしょう?