・・・・・・・っということで、引き返すべきかと迷いながら、先に進みました。
(再度断りますが、カメラが壊れてしまったので、写真は全てネットから拝借したものです。)
腰が曲がって痛くなる辛さは耐え難く、帰りの工程を考えると体力的に自信がなくなります。
さらに、トロッコ道の終点から先には、2.5kmの登山道が待っています。
バランス感覚がおかしいまま登ると、岩から落下することも予測されます。
そんなことを考えながら突き進んでいると、ようやくあたりが明るくなってきました。
大株歩道入口の立て札を見たのはそんな時でした。
ようやくトロッコ道の終点に到達したのだと知りました。
ここまで来たのなら、引き返す手はないだろう。
平坦な道を歩いているから前屈みになるのだから、崖を登るときは体が屈んでいても、腰への負担は少ないはず。
だいたい遭難する時は、こういう思考回路に陥るものです。
今から思えば、「引き返す勇気」がなかっただけだと分かります。
・・・・・・・
ここから先は急登続きで、本格的な登山になります。
地図で見ると、見どころの杉は近くに固まっているように見えます。
とんでもなぁ〜〜〜い。
かなりの部分が木道や、木製の階段で整備されていますが、渓流の岩を登る箇所も多くあります。
↓こんな道とか、
↓こんな岩場とか、
何しろ、その日最初の入山者ですから、迷わないように気を配らなくてはなりません。
最初に辿り着くのがウィルソン株です。
↓こういう写真をよく見ますよね。
大きな切り株で、中が空洞になっていて何人も入れる広さです。
ガイドのいるツアーと違って、上のようにハート型に見えるスポットは見つけられませんでした。
一人旅の残念なところです。
ここを過ぎてさらに登っていると、初めて登山者とすれ違いました。
彼はこの先にある高塚小屋に泊まったそうです。
昨日は雨がすごかったと言っていました。
登山者としてはつまらぬ質問と知りながら、あとどれくらいと聞いてみました。
「ずいぶん下りてきましたからまだまだですね、だいたい300mくらいですかね」との返事でした。
もちろんこの300mというのは、歩く距離ではなく標高差なのです。(TT)
・・・つづく。




