「One Love」 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、アメリカのコロラドスプリングスで起きた乱射事件。

 

乱射事件は日常茶飯事なので、ニュース価値は無いに等しいのは残念なことです。

 

今回注目されたのは同性愛者に対するヘイトクライムが動機だろうという点。

 

事件の発生場所は「クラブQ」というナイトクラブで、ニュースでは「性的マイノリティの集まる店」と報道されています。

 

なんか持って回った表現ですね。

 

要するに「ゲイバー(Gay bar)」でしょ?

 

そこでアメリカでどう報道されているかというと、「LGBTQ nightclub」でした。

 

A tavern or similar nightclub whose primary clients are lesbian, gay, bisexual and transgender (LGBT) people.となります。

 

ゲイバーとはもう言わないんですね。

 

・・・・・・・最近見かけるようになった言葉で、LGBTQとかLGBTQ+があります。

 

ようやくLGBTという言葉に慣れたと思ったら、次々と出てきますね。

 

新たに、「LGBTQIA」なんてものも見かけるようになりました。

 

「Q」はクィア(Queer:同性愛者)、またはクエスチョニング(Questioning)を意味するそうです。

(だからクラブQなんですね。)

 

「I」は間性(あいだせい)Intersexualityで、典型的な生殖器を持たない人。

 

「A」はAsexualで性に興味のない人。

 

この言葉はまだまだ長くなるかもしれませんが、性の分類は♂♀では済まない時代になったことなんですね。

 

これは今になって気付かれただけで、本当は人類誕生からあった問題なんですね。

 

ようやくその存在をタブーとしなくなっただけです。

 

大きな進歩と言えるでしょう。

 

・・・・・・・

 

ところで、カタールワールドカップで、カタールが同性愛を認めていないと問題化されてます。

 

FIFAから拒絶されたそうですが、「One Love」と書かれたアームバンド着用はその差別に抗議するものでした。

 

自分たち(欧米)のことを棚に上げて、カタールという小国を吊し上げているのはどうかと思います。

 

でも、そこに書かれた「One Love」という標語は「LGBTQIA」よりずっとセンスがあると思いますよ。

 

皆さんはどうお感じになりますか?