・・・・・・・っということで、AbemaTVというのがあって、映画もやっているのを知りました。
そこにかかっていた唯一の洋画がこれ。
舞台が冬のオレゴンの森。
オレゴンで一時期商売していたので懐かしい。
主演がトム・ベレンジャー。
あの【プラトーン】の軍曹役が良過ぎて期待していたんだけど、その後は鳴かず飛ばず。
まあ、それだけの理由で見てしまったのだけど、本当は紹介するまでもない超駄作映画でした。
駄作でも、別の楽しみ方もあるのです。
あのオレゴンの森を見ているだけで癒される。
ベレンジャーもこれを撮った時点で70歳。
ぼくと同い年。
かつての鬼軍曹もヨボヨボ。
背中が曲がっているし、歩幅が狭いし、物に掴まらないと立ち上がれないし、すぐ物を落とす。
そしてその都度悪態をつく。
その動作を見ていると、まるでぼくと生写し。
これは彼の演技じゃないと分かるのが切ない。
脚本を書いた監督は、年老いた元海兵隊員の「心」を描きたかったのだろう。
だが、それを描くだけの才能も力量もなかった。
老いぼれと、馬鹿すぎる犯人たちが、雪の風景の中でのたうち回るだけの映画になってしまった。
せっかく車で逃げられるのに、キーを放り投げるシーンに、その心を凝縮したつもりなのに、観客には全く伝わらなかった。
見るだけ損です。
★☆☆☆☆