映画【燃ゆる女の肖像】 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・・っということで、この映画は見る人を選びます。

 

 

途中まで何を描くつもりなのか、理解できませんでした。

 

途中から火がついたように「そっちの方向」に向かって突き進んでいき、そこでやっと、ああそういうことを描きたかったのかと、鈍感なぼくは気づく始末。

 

この映画は絶対に女性が監督しているぞと推理したら、やっぱり脚本・監督共に女性でした。

 

ぼく以上に鈍感な男性は見ない方がいいでしょう。

 

主演の画家、貴族の令嬢、召使の三人の顔がいい。

 

表情がいい。

 

目線がいい。

 

個性的な美人揃いです。

 

男性は三人の女性を鑑賞するだけで、満足してください。

 

緻密で繊細で巧みなストーリーテリング。

 

時代背景は18世紀のフランスです。

 

全体を覆う文学的な雰囲気に惑わされてはいけません。

 

これほど奥に秘めた力強さで、抑圧された女性を描いた作品はないからです。

 

女性にオススメです。

 

ちなみに、この監督と令嬢を演じた女優はレズビアンの関係だったそうです。

 

★★★★★