・・・・・・・っということで、SFファンの中では伝説的な宇宙の叙事詩です。
155分の長尺ですが、背景を細かく描かなかったのが成功しています。
壮大すぎる物語ですから、説明を始めたら、いくら時間があっても足りません。
分からないまま物語は進行します。
どうやら宇宙は強大な帝国が支配しているらしいのです。
主人公の青年は、ある惑星の統治を帝国から委託されている国王の息子らしいことが分かります。
息子は母親が持つ超能力を引き継いでいるようで、未来が見通せる力を持っているらしいのです。
長年支配していた惑星から別の惑星に「国替え」を帝国から命じられます。
どうやら、帝国はこの国王一家を陥れようと企んでいるらしいのです。
全部「らしい」で進んでいきますが、らしいのままで映画を見る上で全然問題になりません。
この辺の料理の手腕が、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が引っ張りだこの理由でしょう。
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ストーリー立てが、何かスターウォーズと似ています。
しかし、こちらの方がずっと「大人向き」です。
メカとか、建築や衣装、ガジェットのデザインが実にユニークです。
そこまで巨大にするかな?・・・とか、
そりゃ物理学に反しているぜ・・・とかは、SFですから言いっこなし。
ただ不思議なのが、こここまで科学が発達しているのに、昔ながらの「剣」を使って戦うのです。
レーザー銃も、ライトセーバーも出てきません。
そもそもSFは「人間」を描くものなので、いまのように勇気なんか関係なく遠く離れて勝負しちゃまずいのです。
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主役のティモシー・シャラメは、繊細で神経質そうな演技は【君の名前でぼくを呼んで】で見せたように上手いです。
しかし、アクションを求められるにしては、体格が華奢すぎるななぁ〜。
その他、良い俳優を揃えていて、出演料をケチっていません。
シャーロット・ランプリングなんかも出演していますよ。
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さて、本作は2部構成のうちの前半です。
ですから、評価は全部見てから下すべきですが、ぼくは好きです。
人間がよく描けているからです。
★★★★★