繊細は強さでもあるのです | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、ぼくたち日本人は「繊細」だよね。

 

そんな繊細な日本に住んでいるから、繊細さに気付かないんだ。

 

例えば、日本料理。

 

味ばかりでなく、見栄えを気にするよね。

 

中国料理も朝鮮料理も美味しいことには間違いない。

 

でも、見栄えは日本ほど気にしていないよね。

 

王族や、貴族向けの料理は別だけど。

 

例えば、西洋料理。

 

ナイフとフォークを使って、自分で切り刻んでブッ刺して食べるんだよね。

 

でも、日本は箸を使うから、料理のほとんどはすでに切られて提供される。

 

刺身なんかがいい例で、切り口の角が立っていないと許せない。

 

例えば絵画。

 

版画は世界のどこにでもある技法だけど、日本の浮世絵ほど繊細な作品はないよね。

 

繊細すぎて力強さに欠けるけど、日本画はゴテゴテを徹底的に排除しているよね。

 

・・・・・・・

 

そう、日本は繊細なのです。

 

全てにおいて繊細。

 

日本人はこれを自覚していない。

 

だから、この繊細さは世界から理解されていない。

 

儚(はかな)いもの、脆いもの、うつろいやすいもの、それらに日本人は「美」を感じるのです。

 

日本人にとって当たり前ですが、世界では稀なのです。

 

稀だから価値があるのです。

 

今こそ気付いてほしい、日本人の繊細さを。

 

・・・・・・・

 

不思議でしょう?なんで日本人って、こんなに繊細なんだろう・・・って。

 

ぼくは知っています。

 

それは、武士の社会の前に貴族の社会があったからです。

 

世界のどんな歴史でも逆なのです。

 

どんなに日本の歴史が進んでも、常に貴族が上に君臨していたのです。

 

貴族は下品であってはならない。

 

どんなに武士(軍人)が力を持った時代でも、精神的には貴族を超えられなかった。

 

例えば「茶道」。

 

例えば「和歌」。

 

例えば「香道」。

 

例えば「恋愛」。

 

源氏物語は源平合戦のずっと前から存在していたのです。

 

不思議でしょう?

 

・・・・・・・

 

繊細さは弱さの象徴です。

 

でも、それは強さの象徴でもあるのです。