円安はアカン | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、今日の円ドルの為替レートは1ドル = 142.68円なんだそうです。

 

確か、ウクライナ侵攻が始まる前は、115円くらいでしたよね。

 

アバウト20%、円の価値が下がった計算です。

 

20%ですよ。

 

黙っていても、海外から買うとき2割値段が上がったことになります。

 

さらに、海外はインフレで物の値段が上がっていますから、実質的な値上がりはそれ以上です。

 

 

・・・・・・・

 

円高になれば、輸出産業が儲かると言われていましたが、今の日本製品はそれほど売れない。

 

国内の工場を縮小して海外に持っていったから、円安メリットは昔ほどではないのです。

 

早い話、日本の競争力が弱くなったということです。

 

・・・・・・・

 

昔は「有事の円買い」と言われていました。

 

不安定なドルを持っているより、安定している円に一時避難するのがその理由です。

 

なのに、ウクライナ侵攻が始まってから円の価値は下がる一方。

 

なぜか?

 

それは、日本がゼロ金利(マイナス金利)政策をとっているからです。

 

アメリカはインフレを抑えるために、金利を上げました。

 

金利の低い円を持っているより、高いドルを持っている方が得なのです。

 

・・・・・・・

 

これ以外の円安の大きな理由は、以前も書きましたが、日本政府の無策です。

 

ゼロ金利という切り札を切ってしまった以上、他になす術がないことが世界中に知れ渡ってしまったのです。

 

黒田総裁が椅子に座り続ける限り、日本は無策の国だとバレてしまったのです。

 

経済大国の化けの皮が剥がれてしまったのです。

 

・・・・・・・

 

素人のぼくが思いつくのはこの程度です。

 

ウクライナと円安の関係を調べようとネットを漁りましたが、専門家の言っていることとあまり変わりません。

 

たぶんですが、円安=日本安だと思うのです。

 

経済力だけでなく、日本の価値そのものが下落したのです。

 

日本人の知らない間に。

 

・・・・・・・

 

ぼくがいちばん懸念していることは、コロナの入国制限が撤廃された途端、インバウンド需要が爆発的に拡大することです。

 

コロナ前でさえあれほど中国人が席巻していたのですから、20%以上も物価が安くなった日本に押し寄せてくるでしょう。

 

・・・・・・・

 

知らなかったのですが、カミさんは相当額のドル建て預金を持っているようなのです。

 

いつのタイミングで売ろうかと気を揉んでいます。

 

結局カミさんが勝ち組なのかもね。(;^_^A