・・・・・・・っということで、ゴルバチョフ氏が亡くなった。
彼がいなかったら、まだソビエト連邦は続いていただろうか。
社会主義(共産主義も)は平たくいえば全体主義です。
全体主義とは国家(や民族)を優先するという考えです。
国家とは一人ひとりの個人で構成されるので、結局は(反意語である)個人主義と同等という理屈になりますが、現実はそんなに甘くはありません。
個人より国家を優先するということは即ち、個人は抑圧されるということです。
じゃあ国家とは何かというと、単なる概念に過ぎないことに気付きます。
理屈では計画経済の方が競争力があるはずなのに、市場原理に任せる自由経済との差が広がるばかり。
ソ連は1922年から1991年まで、たった69年の寿命でした。
(中華人民共和国は成立したのが1949年ですから、73年続いています。)
西側陣営との経済格差が広がれば、遅かれ早かれ国民は自由を求めるようになるものです。
・・・・・・・
彼は民主主義国家というもののビジョンをしっかり持っていたでしょうか?
ぼくは、怪しいと思っています。
社会主義国家を壊すことはできたけれど、民主主義国家へ置き換わっていくプロセスをきちんと描けていなかったのではないでしょうか。
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とはいえ、彼は笑顔が似合う稀有な全体主義国家の指導者でした。
プーチン、習近平、金正日、スターリン、ヒトラー、毛沢東・・・誰も笑顔を思い浮かべられませんね。
ご冥福を祈ります。


