・・・・・・・っということで、人類の歴史は栄枯盛衰、どんなに盤石と思われていた帝国も滅亡するのです。
アッシリア、アケメネス朝、バビロニア、ペルシャなどのオリエントの各帝国。
アレクサンドロスの築いた帝国、そしてローマ帝国。
オスマンまでのイスラム帝国の数々。
アジアではモンゴル帝国、ティムール帝国、ムガル帝国。
近世では大英帝国、そしてヒトラーの第三帝国、大日本帝国・・と枚挙のいとまがありません。
しかし、例外なくどの帝国も滅亡しています。
「アメリカ帝国」も例外にはなり得ないはずです。
東西の冷戦時、ソ連とアメリカがタイマンを張っていました。
あれだけ巨大で強力だったソ連があっけなく崩壊するなんて、誰も想像していませんでした。
一つの帝国が滅亡すると、次の帝国が勢力を伸ばすのもまた歴史上の真実です。
いま中国が急速に力を付けてきました。
ついこの間まで、外貨をほとんど持っておらず旅行者に兌換券を強いていたのに、いまでは世界第2位の経済大国です。
稼いだ資金を惜しみなく軍備につぎ込み、世界の脅威になっています。
アメリカを抜いて、名実ともに世界のナンバーワンの帝国になるのは時間の問題でしょう。
・・・・・・・
アメリカが衰えたとつくづく感じます。
かつて、アメリカンドリームを世界中に拡散させていたのに、もはやその輝きは失われてしまいました。
アメリカ大丈夫か?
このままアメリカに主導権を握らせておいていいのか?
・・・というムードが世界中を覆っています。
そのムードを拡散させたのは「トランプ元大統領」だとぼくは思っています。
客観的に見て、彼はアメリカ大統領になる資質を持っていませんでした。
大統領どころか、人間としては最低の部類に属す人物だと思います。
そんな人物をアメリカは大統領に選んだ。
これによって、アメリカ人というものの本質を世界は知ったのです。
ここまでアメリカは増長していたのかと。
もちろんトランプだけが問題ではありません。
ブッシュJr.もクリントンも、相当レベルの低い人物であったことは周知の事実ではないですか。
近年のアメリカ大統領の顔ぶれを見るにつけ、だんだんとアメリカの化けの皮が剥がれてきたことを実感します。
民主主義の旗手として任せられないことは、あの連邦議事堂乱入事件が如実に物語っています。
アメリカが目指しているのは何なんだろう?
・・・・・・・
かくして世界は、次なる中国の描くビジョンが何なのかを図りかねることになるのであります。