・・・・・・・っということで、中国電動自動車メーカーのBYD(Build Your Dreams)のつづきです。
欧州が仕掛けた電気自動車のムーブメントは、最終的に中国が漁夫の利を得るだろうと書きました。
スタートダッシュしたのがアメリカのテスラだったことが、欧州にとって皮肉でしたが、まだ欧州車に勝ち目が残っています。
何度か書いたように、電気自動車の本来の目的は地球温暖化防止という美名ではなく、「自動運転」なのです。
トヨタが低燃費と環境という両面で勝負できるHVという切り札を切ったところで、内燃機関の自動車は勝負がついてしまったのです。
次なる勝負の場として欧州が挑んだのが、自動運転です。
電気自動車は制御が容易だからです。
自動運転はとてもハードルが高い。
だからこそ付加価値として意味があるのです。
いくら中国勢が安価な電気自動車を作っても、そう簡単に追いつけない。
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つい最近、中国が宇宙船モジュールを打ち上げました。
何と、中国は独自の宇宙ステーションを建設中なのです。
あの中国がですよ。
他人が開発した技術をちゃっかり利用するのが中国のやり口です。
日本の新幹線技術が良い例です。
膨大な開発費と時間をかけて確立した技術をタダで持っていくのはケシカランですよ。
でも、出来ちゃうのが中国なのです。
いくらケシカランといっても、宇宙ステーションまで建設しちゃうんです。
中国人は優秀なのです。
・・・っで、電気自動車の自動制御技術。
追いつくのは時間の問題です。
逆に、他人が開発するのを待っているのです。
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それでも、中国製のクルマ(自動運転の)に乗りますか?
ここで中国の強みが発揮されるのです。
中国は広大な市場を自国に持っているのです。
未完成な技術でも、自国を実験場にできるのです。
それを可能にするのが、共産党の強みなのです。
ネックとされる高電圧の充電ステーション網も、政府の一声で整備されてしまうでしょう。
環境問題も考えずに発電所をバンバン建設することでしょう。
そして、中国の最大の弱点だった「信頼性(安全性)」の問題もクリアするでしょう。
1)他人の技術をタダで利用する。
2)共産党による無駄のない集中的な投資。
3)巨大な自国のマーケット
4)有能な人材
電気自動車は、中国にとってまさにうってつけの商品なのです。
市場における資本主義と共産主義の競争のあり方を考えさせられます。
このシリーズ終わり。