・・・・・・・っということで、7年前に観た【悪童日記】という映画を突然思い出しました。
その中で、泥棒の少女のシーンが強く印象に残っています。
時代は第二次世界大戦。
場所はたぶんナチスに占領された東欧のどこか。
遠くから戦車が村に近づいて来ます。
少女は解放軍が来たと喜んで駆け寄ります。
(彼女は障害者を装っていて、村人からは蔑まれていました。)
次のシーンでは、陵辱を受け殺害された彼女の遺体がベッドに横たわっています。
言わずもがな、解放軍はソ連です。
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NHKで「全ロシアの母」について放送していました。
ご存知かもしれませんが、ウクライナの兵士が村で食料を配給していると「ソ連国旗」を持ったお婆さんが家から出て来て食料が入った袋を受け取ります。
ウクライナ兵はそのソ連国旗を取り上げて、足で踏みつけます。
それを見たお婆さんは受け取った食料を突き返します。
ロシアにとってこの映像は格好のプロパガンダの材料になり、一躍お婆さんは時の人になりました。
壁画になり・・・
グッズになり・・・
そしてナンと銅像まで造られたのです。
イギリスのBBCが実際このお婆さんを見つけ出し、この話は実際と異なっていていることが判明しました。
先ず、ウクライナではなくロシアの兵士だと勘違いしていたこと。
持っていた国旗が現在のロシア国旗ではなく、ソ連時代の国旗であったこと。
彼女の両親はこの国旗のために戦ったので、大切な形見であったこと。
ロシア軍の仕打ちを憎んでいることが分かったのです。
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【悪童日記】は、具体的な国名をあえて隠して、人間の持つ「欺瞞」を暴き出しています。
「全ロシアの母」では、プロパガンダで浮かれるロシア。
そして、それをウソだと暴いて見せ、ほらやっぱりロシアはアホだと浮かれる西側諸国。
ぼくには、どっちもどっちにしか見えないんですけど。



