・・・・・・・っということで、どうして戦争が起きるのかをまず考えてみます。
それは価値観の違いが原因でしょう。
今回のウクライナ侵攻は、ロシア側がウクライナより価値のある国だと考えているからでしょう。
同じ民族、同じ宗教、同じ人間なのに、明らかにオカシイ価値観であることはすぐ気付きます。
じゃあイデオロギーの違いでしょうか?
プーチンの目指す強権国家の方が、民主国家より制度として価値があると考えているからでしょう。
これもオカシイ。
そもそも世の中に、「普遍的な価値」というものはあるのでしょうか?
昨日見た「灼熱」というクロアチア映画では、それは【愛】だと結論付けていました。
愛こそが普遍的価値観だと主張していました。
これは正しい考えだと思います。
愛があれば戦争は起きないでしょう。
・・・・・・・
本当か?・・・と考えます。
キリスト教は【愛】を説いています。
ローマ時代以降、ヨーロッパがキリスト教を普及させたのは、侵略してくる外敵(異教徒)を同じ宗教、すなわち同じ「価値観」で統一しようとしたからでしょう。
少なくとも、同じ価値観を持てば、戦争の理由が激減するはずだという知恵に基づいているのです。
これはかなり効果を上げました。
しかし、キリスト教徒同士で殺し合う例は枚挙のいとまがないことはご存知の通りです。
ウクライナもロシアも同じ東方正教会です。
尤も、今回の戦争の裏にはウクライナ正教会がロシア正教会からの独立があるのですが。
愛を説く神でさえも、戦争を止められないのです。
・・・・・・・
ぼくは【愛】こそは戦争を防ぐ普及的価値観であることには賛成します。
しかし、それは神の説く愛でも、道徳的な規範としての愛でもないと考えます。
愛国心、民族愛、隣人愛、無償の愛(アガペー)・・・でも戦争を防げません。
防げるのは【男女の愛】でしかありません。
実にシンプルです。
男女の愛を継続させるには、平和な環境でなければ成り立ちません。
生物として、子孫を残すことは基本条件です。
動物世界でも殺し合いはありますが、それは「価値観の違い」からでは絶対にありません。
愛というのは、人間が定義した概念にすぎません。
子孫を残す行為を愛と呼ぶのは人間だけです。
生物の間では愛などありません。
・・・・・・・
【男女の愛】というと、何かロマンチックなもの、何かエロチックなものと考えてしまいますが、戦争を防ぐ唯一の普遍的価値感だと世界中の人が認識するべきなのです。
それができれば、世界から戦争は激減するのです。
そう認識した上で、「All you need is LOVE」をプーチンに歌ってもらいましょう。(ーー゛)