・・・・・・・っということで、戦争に死者は付きものです。
しかし、その死体を目にすることは滅多にありません。
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このあいだナゴルノ=カラバフ地方で起きたアルメニアとアゼルバイジャンの戦争。
道路に仰向けに横たわるアルバニアの兵士の死体の横を通り過ぎるアゼルバイジャンの兵士。
何か得意げな表情でした。
アルバニアの兵士はとても若く、良い体格をしていました。
戦闘服も汚れておらず、死んでから時間が経っていない印象でした。
ぼくはこの映像に、とてもショックを受けてしまいました。
ついさっきまで生きていた、健康な若者です。
送り出した両親や家族、とくに母親のことを思いました。
たぶん未婚で、友人や恋人と別れてきた陽気な若者を想像してしまいました。
それが、道路の上に無造作に横たわっているのです。
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ベトナム戦争で、アメリカ兵の死体の写真を見た時も同じショックを受けました。
まだ中学生でしたからね。
そして今回、二人のロシア兵が校舎の前で仰向けに横たわる写真を見ました。
戦闘中ですから、双方にどれくらいの死者が出ているか不明です。
多くの民間人、子供や女性も犠牲になっています。
そんな死体の写真は、あまりにもショックが大きいので、公開すべきではないのは分かっています。
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でも、見る必要はある・・・と思うのです。
戦争は生身の人間の殺し合いであることを知るために。