・・・・・・・っということで、ゼレンスキー大統領はロシアにとって困った存在でしょう。
ウクライナを武力で占領しなくても、ロシアの傀儡政権を樹立できれば、プーチンの目標は達せられるからです。
すなわち、ベラルーシのような国になれば満足なのです。
ゼレンスキーWho?ですよね。
現在44歳で、大統領に就任したのは2019年です。
彼は大学の法科出身ですが、コメディアンになる道を選択しました。
子供の時から、「話術」の才能があったようです。
まあ、弁護士も政治家も話術がキモですからね。
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いっぽう、前大統領のポロシェンコはどんな人物か?
お菓子メーカーのオーナーから始め、ビジネス帝国を築いたウクライナ有数の富豪です。
大学では国際法学部で経済学を修めました。
現在56歳で、政界に進出したのは33歳です。
明らかにソ連崩壊のドサクサを利用して財を成した人物でしょう。
親ロシアかとも思われますが、NATOへの加盟も主張していて、ロシアの傀儡とは断定すべきではないでしょう。
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プーチンからすれば、ゼレンスキーなど取るに足らない相手でしょう。
今回のロシアの強硬な態度も、元コメディアン相手と侮っている部分が大きいでしょう。
しかし、ぼくの印象では彼はよくやっていると思います。
逆にプロの政治家でないことが、彼に有利に働いているのではないでしょうか。
何故なら、純粋な「理想」を語れるからです。
不幸なことに、ウクライナは汚職にまみれています。
それ故に、プロの政治家が語る理想には純粋さが欠落しています。
国民は鋭く、その中に欺瞞を嗅ぎ取るものです。
それに反し、コメディアンの語る理想はあくまで純粋な響きがあります。
コメディアンを大統領にして、何が悪いのか?
政治経験がなくとも、どんな状況においても国民はリーダーの語る理想を聞きたいのではないでしょうか。
チャプリンの「独裁者」のほうが、どの政治家より真実を語っていたではないか?
ゼレンスキーは、国民の代弁者としてのリーダーというものを考えさせられます。
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この辺のことを、プーチンはもっと真剣に受け止めるべきだと思うんですけど。