・・・・・・・っということで、ヨーロッパを旅行していると、東欧出身の労働者が多いことに気付きます。
ぼくらから見れば現地の人に見えますが、どこの出身かを聞くとベラルーシとか、ウクライナと答えられて、一瞬どこの国かわからないことがあります。
そういう出稼ぎが成り立つのは、西に比べて東は貧しいのです。
東西冷戦の影響かと思われますが、常に東は西に憧れを持っていたと思われます。
ロシアも例外ではありません。
経済の近代化が西の方が常に先に進んでいることもあるでしょうが、本当に貧しいのではないかと思います。
ソ連時代は最大の飼料用穀物の輸入国でした。
プーチン時代になって小麦・穀物の輸出が大きく伸びました。
やればできる国なのです。
とはいえ、ソ連時代の計画農業が失敗したように政治の影響と、寒冷な気候の影響が大きいのです。
国土は広いけれど、永久凍土とか、針葉樹林帯(タイガ)が大きく占めていて、農業に向くのは西側だけなのです。
どのくらい貧しいかというと・・・
一人当たり名目GDP(ドル)2023年予想
米国 71,805
日本 48,036
中国 15,183
ロシア 13,787
石油・天然ガス・石炭が輸出総額の47.2% (2016年)を占めています。
2013年などは、何と70%以上を占めていました。
これに続くのが、鉄鋼・非鉄金属の14.7%で、農業・畜産はたったの4.6%です。(2016年)
(年によってばらつきがあるのに注目してください。要は安定していないのです。)
これらの数字を見ると、「ロシアは貧しい」・・・です。
これは現代に限らず、ロシアの経済状態はずっと低いまま続いていたのです。
これが、ロシアが持つヨーロッパに対する「劣等感」の正体でしょう。
・・・つづく。

