長生きは決して幸せじゃない | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、現在老人ホームに入所しているオババ(義母)は四人姉妹の二番目です。

 

この四人を仕切っていたのが長女で、鉄の結束を誇っていました。

 

この長女がなかなかの曲者(くせもの)でした。

 

まあ、戦中戦後の激動の時代を女四人が生き抜いてきたのですから、そういう強い性格を持たざるを得なかったのは仕方ないでしょう。

 

その長女が最初に亡くなりました。

 

跡目(あとめ)を継いだのがオババでした。

 

この跡目は長女に劣らず曲者で、カミさんとぼくは散々困らされたものでした。

 

そのうち、四女が亡くなりました。

 

末っ子であったため、四人の内では大人しく従う役目でした。

 

四人姉妹が二人となって、権勢を誇っていた次女(オババ)はカミさんとぼくの策略によって老人ホームに幽閉の身となったのでした。

 

さて、残ったのが三女。

 

これがまた曲者で、血は争えないものです。

 

この三女と次女が、陰でぼくの悪口を散々言って日頃の鬱憤を晴らしていたのは、お見通しです。

 

この三女だけは子供がいません。

 

何故なら、結婚した時点で相手はお爺さんだったからです。

 

その爺さんはとっくに亡くなって、現在一人で生活しています。

 

さて、困った。

 

相手にしてくれる人が居ない。

 

頼りの綱だった次女は幽閉され電話もかけられない。

 

長女の長男や、次女(オババ)の娘(カミさん)、四女の娘に電話をかけまくるという事態になったのです。

 

うっかり受話器を取ったが百年目、1時間は愚痴を聞かされる羽目になります。

 

相手に電話を切らせない、高度な話法を身に付けておられるのです。

 

ぼくに対しても容赦ありません。

 

たまたま出ると、格好の餌食にされてしまいます。

 

そう、嫌われ者なのです。

 

四人姉妹が全員嫌われ者。

 

・・・・・・・

 

そんな三女は90歳。

 

体のあちこちが具合が悪くなって当たり前の歳です。

 

腰が痛くて動けないとか、転んで足を痛めたとか、前にも増して電話攻勢に出てくるようになりました。

 

ときどき留守電に声が残っているのですが、その声を聞くとゾッとします。

 

カミさんも困り果てています。

 

うっかり親切心を見せようものなら、しがみつかれるのは目に見えているのです。

 

順番で言えば、長女の息子に頼るべきです。

 

ぼくだってイヤです。

 

四女の娘も、とっくに匙を投げています。

 

カミさんの妹は電話は私に回しなと、健気なことを言ってくれます。

 

名古屋在住ですから、愚痴を聞くだけならお安い御用で、実害は発生しません。

 

・・・・・・・

 

とはいえ、本当に具合が悪くなったら、誰かが何とかしなければなりません。

 

もし、孤独死でもされたら夢見が悪いじゃないですか。

 

本来なら老人ホームに放り込むべきなのでしょうが、そんなお金の蓄えがあるか分かりません。

 

我が家とは離れた都内に住んでいるので、本人には何かあったら遠慮せずに救急車を呼べと伝えてあります。

 

・・・・・・・

 

これが嫌われ者の宿命なのかもね。

 

普段からもう少し可愛げのある態度をとっていれば、別の晩年を過ごせたかも知れません。

 

 

以上、長生きは決して幸せなことじゃないという教訓でした。(ーー゛)