・・・・・・・っということで、見逃されがちですが、今回の潜水艦契約が破棄されたのは、中国との国際情勢が変化したことです。
2016年に締結された時は、オーストラリアは中国とは蜜月関係でした。
ところが、Covid-19の発生源が中国の研究所であることを調べるべきだと発言したオーストラリアに中国が猛反発したのです。
そんな中、フランスの設計作業遅延にオーストラリアが苛立っていることを知ったアメリカが接近してきたのです。
実際、オーストラリアは「今後2年間の設計作業計画を2021年9月の締め切りまでに提出しなければならない」と事前に警告していたのです。
そのほか、オーストラリア側には国内で生産すれば海外調達より3割も高くなるので、国内世論の反発という弱みもあるんですね。
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最初にこのニュースを聞いた時、アレっ?と思ったのです。
今月半ばモリソン首相は、米英の支援で原子力潜水艦を配備すると表明したのです。
「原子力潜水艦」だって???
日本と交渉していたのですから、建造計画は通常の潜水艦だったはずです。
事実、フランスとの契約も通常の蓄電池式潜水艦だったのです。
原子力なら充電するためにディーゼルエンジンを回す必要がないので、浮上せずに補給なしに広範囲を行動できるのです。
アメリカは「原子力」のカードを切ってきたのです。
そりゃオーストラリアでなくとも飛び付きますね。(^^)/
この結果、豪/中国の関係が最悪になることは承知の上なのです。
アメリカとの契約金額がいくらなのか分かりませんよ。
まず特別大バーゲン価格であることは間違いないでしょう。
中国に対して優位になれば、なりふり構わずですね。
お世辞にも上等とは言えないオーストラリア海軍が思い通りになるのですから、安いものです。
フランスが言うように100%オーストラリアが悪いわけじゃない。
フランスだって読みが甘かった。
バーゲン価格で原子力潜水艦が手に入るなら、フランスが怒ってもイイやと思うのは無理ないでしょう。
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まあ、以上がぼくの想像ですが、まず間違っていないでしょう。
フランスも一応怒って見せているけれど、単なる外交パフォーマンスでしょう。
「 AUKUS」の一員である英国(EUの外)が軽くあしらわれているのも面白い。
EUの一員であるフランスのメンツが潰されたので、ドイツが怒って見せるのもジェスチャーでしょう。
外交の世界は実に複雑で不可解です。
珍しく自由主義国家間で起きた波紋。
これによって中国やロシアとの関係が微妙に変化するでしょう。
面白いですねぇ〜〜〜〜。(^^ゞ