・・・・・・・っということで、久しぶりの読書感想文。
どのくらい久しぶりかというと、2年ぶりです。
そう、2年間読書していなかったのです。(^^ゞ
一時期は読書ばかりしていたのに、突然やめてしまうクセがあります。
いつものブクログに投稿したのだけれど、いつのまにかリンクが貼れなくなっていました。
アメーバって、「改悪」の常習犯ですからね。
・・・・・・・以下感想文・・・・・・・
『この顎髭はどこかで見た顔だと思ったら、TVによく出演している歴史家。
本職は中世史で、鎌倉と室町にやたら詳しい。
還暦を迎えた記念に、中世史を執筆しようとしているらしい。
その前に言いたいことのダイジェストとして、この新書を出したとのこと。
自ら称しているように、歴史家の世界では異端児らしい。
確かに、学説に囚われない面白い視点をいくつも披露している。
僕らのようなアマチュアの思いつきではなく、流石に専門家だけあってそれぞれに深い裏付けがある。
こういうの好きだな。
歴史は皆んなのものではなく、実は各自のものなのである。
それぞれの解釈で楽しめばいいのである。
例えば、「日本の歴史はぬるい」という指摘は、大いにうなづける。
ヨーロッパの歴史の真剣さとは比較にならないであろう。
さらに、ぬるいからこそ成文法による「法治国家」になるのが遅かったという指摘。
目から鱗である。
取り付きの文章だけ固かったが、中身は相当砕けている。
ベランメー調に近い。
まあ、頭のいい人(東大卒)にありがちな文体である。
たくさんの著書を出しているから、そのうちの一つなんだろうけど、もう少し「真剣さ」を出してほしい。
いくら新書といえども、命を削って書いている学者もいるのだから。』