・・・・・・・っということで、次期自民党総裁選で立候補者が三人ほど挙がってきていますね。(石破さんは降りちゃったけど。)
日高由美子さん作成の下図が分かりやすいですね。
総裁選ってナンか変な感じがするんです。
表向きは個人の競争に見えるんですが、実体は「派閥」の競争じゃないかな?
そりゃ、投票権を持っているのは党と自民党員だけなので、「数の論理」となるのは致し方ないのは分かります。
でもサ、立候補者個人の資質とか政策はそっちのけで、派閥の損得が決め手になっているような気がするんです。
菅さんだって、二階氏の意向で総理大臣になったようなものでしょう?
派閥の意向ってぇのは厄介で、当選したら閣僚はウチから何人ねとか、今回は降りるけど、次回はうちの派閥からね・・・みたいな駆け引きが裏で働いている。
・・・・・・・
これってまさしく【家制度】じゃなの。
総理大臣になったらこうしたいという個人の政治理念とかは二の次で、とにかく「家」の繁栄と存続のほうを優先する
日本人は何でもかんでも「家制度」にしてしまう。
各家を牛耳っているのは御師匠さんで、御師匠さんのご意向に沿わないと、弟子は総理大臣になれない。
河野太郎氏が良い例で、自分の立候補を麻生師匠に(太郎が太郎に)伺いを立てた。
キミにはまだ総理大臣は早いと思うけど、やりたきゃやってみな・・・ってな具合。
こんなことをやっている国は日本くらいじゃないの?
とても変でしょう?
総理大臣の後ろにはもっと力の強い人が控えている。
21世紀の時代に「院政」がまかり通っている。
これじゃ外国がたまらない。
最高責任者と話しているつもりが、実は裏には親分がいるってこと。
これはマズイです。