より過激な言葉がその場を支配する世界 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、アフガニスタンを支配したタリバンが、以前のように女性の自由を奪うことになるのは間違いありません。

 

淡い期待は、裏切られます

 

ぼくがイスラム圏で2年過ごした経験から言うと、彼らはアッラーのために自らの命を捧げるなんて、簡単に言います。

 

周囲の人間も、そういう言葉にすごく興奮します。

 

要するに「より過激な言葉がその場を支配する世界」なのです。

 

イスラム圏はその傾向がものすごく強いのです。

 

神の言葉がコーランに書かれています。

 

しかし、解釈はまちまちです。

 

より過激な解釈に流れていくのです。

 

その結果、イスラム原理主義が力を増すのです。

 

女性の権利などない。

 

女性の顔と体を隠せ。

 

女性は政治に口を出すな、

 

教育なんてもってのほか

 

反対する者は軟弱だ。

 

異教徒の教えに染まっている。

 

・・・ってな具合にどんどんエスカレートします。

 

その都度、聴衆が興奮して湧き上がります。

 

アッラーアクバルの大合唱です。

 

反対意見など、出てくるはずがありません。

 

それが、イスラム過激派の仕組みなのです。

 

そのくせ、イザとなったらさっさと逃げ出します。

 

ぼくは、何度もそういう彼らを見ました。

 

・・・・・・・

 

イスラム教はそもそも女性を大事にする宗教です。

 

聖戦で夫を亡くした未亡人を助けるために、一夫多妻となったのです。

 

ムハンマドの三番目の妻アイーシャは、良き女性の典型として敬われています。