・・・・・・・っということで、アフガニスタンを支配したタリバンが、以前のように女性の自由を奪うことになるのは間違いありません。
淡い期待は、裏切られます
ぼくがイスラム圏で2年過ごした経験から言うと、彼らはアッラーのために自らの命を捧げるなんて、簡単に言います。
周囲の人間も、そういう言葉にすごく興奮します。
要するに「より過激な言葉がその場を支配する世界」なのです。
イスラム圏はその傾向がものすごく強いのです。
神の言葉がコーランに書かれています。
しかし、解釈はまちまちです。
より過激な解釈に流れていくのです。
その結果、イスラム原理主義が力を増すのです。
女性の権利などない。
女性の顔と体を隠せ。
女性は政治に口を出すな、
教育なんてもってのほか
反対する者は軟弱だ。
異教徒の教えに染まっている。
・・・ってな具合にどんどんエスカレートします。
その都度、聴衆が興奮して湧き上がります。
アッラーアクバルの大合唱です。
反対意見など、出てくるはずがありません。
それが、イスラム過激派の仕組みなのです。
そのくせ、イザとなったらさっさと逃げ出します。
ぼくは、何度もそういう彼らを見ました。
・・・・・・・
イスラム教はそもそも女性を大事にする宗教です。
聖戦で夫を亡くした未亡人を助けるために、一夫多妻となったのです。
ムハンマドの三番目の妻アイーシャは、良き女性の典型として敬われています。