・・・・・・・っということで、東北の田園風景は素晴らしい。
ネットから借りました。
列車に乗って車窓から眺めると、いつもそう思う。
どこまでも続く青い稲田の広がり。
本当に整然としていて、育てている人たちの几帳面さが伝わってくる。
収穫までもう少し。
今年の生育は順調のようだ。
突然、広い田園の真ん中にぽつんとお墓の集合が見えた。
この土地でずっとお米を育て続けてきた先祖の墓だ。
いったい何代続いているのだろうか?
いま育てている人たちも、いつかはこの墓に入るのだろうか。
これから永遠に、この風景を守ってほしいと心から思う。
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今回は偶然、青森のねぶた祭りと、秋田の竿灯祭りの時期に東北を訪れた。
コロナのせいで中止になり、観光収入が激減してさぞかし残念なことだろう。
しかし、何で青森とか秋田は地方の大都市になったのだろうと考える。
お米だろう。
お米の生産で収入を得て、その結果、東北の各地に大都市ができたのだろう。
そしてその苦労を労うために、大々的なお祭りを催すようになったのだ。
それが基本だ。
なのに、お祭りが流れて観光産業が大打撃を受けたと不満を言う。
そもそも青森も秋田も観光のための都市ではなかったはずだ。
農業で発展していたときは、それに応じた規模の街だったのだ。
それなのに、年に一度の祭り目当てにホテルを建て、飲食店や観光施設を作ったのだ。
その時期だけ宿泊料を4倍にすること自体、不自然な行動なのだ。
いや、何も観光産業が悪いと言っているのではない。
たまたま今年はコロナで大打撃を受けたけれど、例年も不景気ではなかったのか。
これら東北の地方都市は、どこも例外なく衰退に向かっていたのではないか。
これは日本全体の地方都市に言えることである。
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都市が発展してきたルーツは、お米である。
それを忘れちゃいけない。
今の日本、稲作を軽視しているように見えて仕方ない。
いわゆる、お米離れである。
稲作の北限といえる東北、北海道まで日本人は耕作面積を苦労して広げてきた。
いま、気候変動で日本は温帯から亜熱帯になろうとしている。
お米はずっと育てやすい気候に変化してきているはずである。
ならば、日本の経済を支えてきた稲作を見直すチャンスではないか。
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東北に広がる豊かな田園風景を見ながら、そんなことを考えた。
