・・・・・・・っということで、世界史で習うのは、サラエボでオーストリーの皇太子夫妻がセルビアの青年に暗殺されたのが始まりだと。
でも、それはきっかけに過ぎず、何で世界が二分した大戦に膨れ上がったのかは、自分で調べる必要があります。
社会科の先生が、「バルカン半島は世界の導火線」と(自慢げに?)繰り返していたのが記憶に残ります。
社会科の先生は共産主義信奉者であることを隠さず、ぼくは嫌っていました。
世界地図を開いてバルカン半島の位置を見ると、何で導火線なのかサッパリ分かりませんでした。
今でも分かりません。(^^ゞ
それに至るまでの歴史を勉強しなければ分かりません。
歴史って、ずっとそういう仕組みなのです。
不安に思うニュースある?→ありすぎ。
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第一次世界大戦規模の戦争は、起こるべくして起きたと言っていいでしょう。
産業革命によって、先進各国は資源と市場を求めて、植民地の獲得競争に移ります。
いわゆる帝国主義ですね。
誰だって「勝ち馬」に乗りたいので、「同盟」を結びます。
今日はオーストリア=ハンガリー同盟がセルビアに宣戦布告した日なのですね。
本来なら局地戦で終わるはずが、同盟が発動して、一挙に大規模な爆発に発展した。
日本は、運良く「勝ち馬」側に付いたのです。
戦争は同じ年のクリスマスまで(5ヶ月後)には終わると楽観していたのです。
実際は科学技術の向上というオマケ付きで、4年以上続いたのです。
戦死者は1,600万人を超えたと言われています。
もし、こんな悲惨な結果を予知していたとしたら、この戦争を止められたでしょうか?
ぼくは、止められなかったと思います。
だって、第二次世界大戦が間もなく起きたからです。
残念ながら、次は日本は勝ち馬に乗らなかった。
核戦争というさらなる科学技術の発展によって、ようやく人類は「これはマズイぞ」と気付いたわけです。
もうこのクラスの戦争は起きないと思いますか?