・・・・・・・っということで、心にぽっかり穴が開いたような気持ち・・・というのがふさわしい表現ですね。
ふとしたときに思い出して、考え込んでしまいます。
母は自分のことを「晴れ女」だと信じ込んでいました。
ぼくと似て、海外旅行が大好きで、父が亡くなったあとも一人で行くくらいでした。
それが不思議なんです。
写った写真は全て晴れ。
旅行先の都市の天気予報をネットで調べ、嵐の予報が出ていても、「えっ?快晴だったよ」とケロっとしていました。
当然、雨に遇うこともあっただろうけど、そのことは記憶から消す特技があったんじゃないかと疑うほど。
まあ、楽天的な性格でしたからね。
天国に旅発った朝も抜けるような快晴でした。
しかし、夕方から夜にかけて大雨が降った上、雷まで鳴りました。
ケア担当の女性介護士が、「まるで天が悲しんでいるようでしたね」と言っていました。
葬儀の朝は曇りでしたが、煙になって空に昇るときから晴れに移っていきました。
単なる偶然の重なりといえばそれだけなんでしょうが、確率的には不思議なほどの晴天率でした。
人生に一つも汚点を残さない人でしたので、天国へはフリーパスだったことでしょう。
今ごろ梅雨入りした下界を眺めながら、日光浴を楽しんでいることでしょう。
