昨日12/30静岡県で墜落事故があり、パイロット1名が亡くなっています。
年の瀬に、お気の毒なことです。
強風が疑われていますが、事故原因は判明していません。
ぼくが気になったのが、ヘリコプターの機種です。
アメリカのロビンソン社製R66という機体だそうです。
R22とR44なら知っているけれど、R66は知りませんでした。
5人乗りのターボシャフトエンジン(ジェットエンジンの一種)だと聞いてビックリ。
実は昔、カリフォルニアの工場を見学して社長のフランク・ロビンソンさんに会ったことがあるんです。
その時は2人乗りのR22から4人乗りのR44を開発中でした。
ちなみにどちらもレシプロエンジン(ガソリンエンジン)です。
将来は、ターボシャフトを乗せられるよう設計していると言っていたのを思い出しました。
2010年に型式証明を取得しているそうで、もう10年前なんですね。
ロビンソンヘリコプターの特徴は価格が安いこと。
個人でも手が届くヘリコプターというコンセプトです。
それが当たり、世界中で売れまくっています。(R66だけで1,000機)
ぼくもR22で訓練しました。
正直なところ、R22はカワイイけれど、R44とR66(外見は同じ)は不恰好です。(^^ゞ
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さて、今回墜落したのはJA77ARでほぼ間違いないでしょう。
ぼくが気になったのは、これが世界で起きたR66の48番目の事故だということです。(ASNのデータベースより)
48 occurrences in the ASN safety database

はっきり言って、10年で48件は多すぎでしょう。
ざっと数えて、今回を含め37人が死亡しています。
設計の問題というより、個人向けという点が大きいと思います。
(追記)
フランク・D・ロビンソン氏は1930年生まれで今年90歳で存命です。
2010年に引退したそうです。
ということは、R66を完成させて引退したということですね。
優れたエンジニアで、安全教育に熱心な人でした。
ぼくも彼のレクチャーを直接受けています。
その時ロビンソンヘリによる事故のスライド写真を何枚か見せられ、記憶に残っています。
特に事故機の残骸から女性の足が見えている写真はショッキングでした。
ちょっと踵の高いパンプスを履いていました。
女性好きでもあって、秘書と2回結婚したところまでは知っています。
ぼくが訪れたときは、ホンダのLEGENDに乗っていました。

