もうガソリン車を造らないって?(その2) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、世界が電気自動車(EV)に向かう動きはもう止められそうにありません。

EVの最大の弱点である充電時間の問題も、見て見ぬふりをして見きり発車。

バッテリーは需要が増えれば、あとから技術がついてくるだろうってなもんです。

充電設備は数を増やしゃOKだろうって、ずいぶん乱暴な話じゃないですか。

気の短いぼくは、充電する20分~30分の待ち時間が耐えられない。

そこらじゅうEVだらけになったら、給電口もスペースも順番待ちの問題だって起きてくる。

・・・・・・・

どうしてもEVに拘る裏の魂胆があるように見えて仕方がない。

大義名分は「温室ガス削減」だけれど、素直には信じられない。

(その1)でも書いた通り、ガソリン車とEVを比べたら、技術の難しさは圧倒的にEVの方が簡単。

日本は、「モノ作り」に長けているから、ガソリン車の分野で日本車が世界を制するのはアタリマエ。

しかも、ハイブリッド(HV)でもリードしているから、世界は敵わない。

ところがEVは、モノ作りが得意でなくても参入できる。

要するに、EVシフトは日本を追い落とそうとする企みそのものなんです。

EVになっていちばん得をするのが中国です。

世界はHVで満足していればいいものを、温暖化対策の美名のもとに、中国が世界を制覇する片棒を担がされていることに気付かない。

ゼロエミッション(排出ゼロ)なんて、無謀なことを言わざるを得なくなってしまった。

バッテリーもモーターもノウハウと技術力は日本が高いから、性能の良いものが開発されていくでしょう。

中国は開発力もないし、その気もない。

他国が開発したものを無料で利用するだけです。

中国製のEVなど誰が乗るかって?

中国国内には14億人ものマーケットがあるのですよ。

政府の命令があれば、明日からEVに切り替えさせることも可能な国なんです。

数が増えれば値段も下がる。

いくら日本や欧米メーカーが良い車を作ったって、値段が半分なら中国製買いますよ。

だって、性能に大した差がないんですから。

今だってそうじゃないですか。

かくして、中国は世界の自動車市場を支配するのです。

・・・・・・・つづく。