ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの映画はヘンテコなものばかり。
この映画も例外ではありません。
何なんだローねぇ?
独特のユーモアと間(ま)なんだよねぇ~。
対象に感情的にのめり込まない。
客観的なんだよねぇ~。
だからといって視線は冷たくない。
暖かいんだけど、決して感情に流されない。
バイキングの子孫たちは、不思議な人種です。
主人公(アイスランドのコメディアン)はデブでハゲでマザコンで、43歳の未婚のオタク。
風貌はキモいというよりはアブナイ。
実は、底無しに善人。
同僚にイジメられ、隣人に気味悪がられ、馬鹿にされるけれども決して怒らない。
観客はいつ爆発するかとヒヤヒヤしながら見るんだけど、その予想は裏切られ続ける。
その結果、自分は人を容貌や思い込みで見ているんだと気付かされる。
主人公に救いがないようなエンディングだけど、実は大きな成長を遂げる一歩のように映る。
ゆっくり過ぎるテンポに耐えられない人にとってはツラい映画だけど、それが心地よく感じる人には心に染みる映画です。
北欧の映画は本当に中毒性があるから、注意。(^ω^)
★★★★☆