ナタリー・ポートマン、ジェイク・ギレンホール、トビー・マグァイアとサム・シェパードと名を連ねているので、見ないわけにはいきません。
ストーリーは、もはやありふれたPTSDものです。
この映画ではアフガニスタンに夫が派遣され、死亡通知を受けた妻は、夫の弟に優しくされ気持ちが揺れる。
これに、残された幼い娘が絡んで一つのストーリーの一丁上がり。
この前見た【Man Down】は、実は出征した夫の親友と妻が出来てたという話だった。
その他PTSDものは息子との葛藤だったり、家庭に居場所が見付けられなかったり、そんなバリエーションの組み合わせ。
平和な日本からすれば、そんな似たような映画を量産するアメリカという国が理解しにくい。
しかし、現在進行形のアメリカの姿であって、彼らにとってPTSD問題はとても身近なテーマだと分かるのです。
本作品に違いを見いだすとするなら、役者の演技力が抜群なこと。
その中でもトビー・マグァイアが光っていた。
スパイダーマンのイメージを完全に払拭している。
それと、子役二人が上手い。
監督は【My Left Foot】のジム・シェリダンなので、俳優の良さを引き出している。
最後にマクグァイアが言う台詞:
「ただ死者のみが戦争の終わりを見たのである。」
(プラトンの言葉とされているけれど・・・)
Only the dead have seen the end of war.
マクグァイアは生還したので、
I have seen the end of war.
But the questin is, can I live again.
と続けるのであるが、ちょっと無理やりくっ付けた感がある。
ストーリーより演技力を楽しむ映画。
あと、気になったのがCaptainを大佐と翻訳ミスしていること。
どう見たって大尉でしょう。
★★★☆☆