・・・・・・・っということで、ぼくには麻雀を覚える機会が沢山ありました。
一般的には家族で覚える機会が最初に訪れるでしょう。
父親が好きな場合です。
ぼくの父は麻雀を少しは出来たようで、何度か家族でやろうと持ちかけました。
我が家は4人揃っていましたが、姉が決定的な問題でした。
高校時代は、覚えた連中が仲間を増やしていました。
大学時代、ぼくは学生寮で4年間暮らしましたので、覚える絶好の機会が訪れました。
麻雀をするか、酒を飲むか、あるいはその両方かしか選択肢が無いのに、ぼくは酒だけを選びました。
そして船乗り時代、することといったら麻雀でした。
正直、疎外感を覚えました。
いよいよサラリーマン時代。
先輩たちは皆麻雀好きで、仕事が終わると雀荘に繰り出していきました。
もう覚えるチャンスは訪れません。
直属の上司は麻雀で家を建てたという噂がありましたが、本人に確かめたところ本当でした。
彼はその後も出世していきましたが、その秘訣は麻雀による人脈であることは周知の事実でした。
親父がしきりにぼくに覚えさせたがったのは、出世が理由だったのは気づいていました。
そんなぼくに麻雀を覚える最後のチャンスが訪れました。
イラクでの2年間です。
宿舎では駐在員と下請けの連中が毎晩集まって麻雀をしていました。
ぼくは見るだけ。
周囲もしきりに誘ってくれました。
下請けの若い者はそこで覚えてしまいました。
一人の出来ない者のため、3人が協力してくれるのですから有り難いことです。
一度だけやってみましたが、人生でそれが最後でした。
最初にしてはスジがいいとおだてられましたが、賭け事には向いていないのです。
でも、覚えなくて良かったなと思っています。
時代は下って、麻雀を知らない若い連中が多くなり、そのうち会社では麻雀が流行らなくなりました。
最近ではさっぱり雀荘を見かけなくなりましたね。
麻雀のルール知ってる?
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