・・・・・・・っということで、シー・ジンピン(習近平)が直面する課題とは何でしょう?
それは、中国の方向付けです。
鄧小平は「白猫でも黒猫でもネズミを捕るのが良い猫だ」と言いました。
これは、毛沢東の掲げた共産主義というイデオロギーからの大転換を意味します。
このままでは中国の共産主義は、ソ連の二の舞になると見抜いたからに他なりません。
言うは易く行うは難しです。
江沢民(1989~2002)、胡錦濤(2002~2012)政権の間では経済力は増したものの、古い体質は引きずったままでした。
何となく中国はお金持ちになってきたものの、着地点を描いている者は一人もぃませんでした。
シーの着地点で絶対に譲れないもの、それは【中華】です。
彼は中国4千年の歴史に拘ります。
彼はことある毎に、中国の偉大さを歴史に求めるよう主張します。
中国の歴史は、ロシアなんかとは比べ物にならないほど偉大なのです。
その歴史の中で我慢のならないのは、欧米の後塵を拝していることです。
偉大な中華よもう一度です。
欧米に飲み込まれつつあるロシアとは異なる中国独自の着地点です。
そのためには、「共産主義の枠組みの中での資本主義経済」です。
鄧小平の残していった課題は、とてつもなく大きく困難なものだったのです。
それを成功させるにはどうすべきか、彼は真剣に考え実行しつつあるのです。
・・・つづく。