・・・・・・・っということで、いま一番注目すべき人物といったら、誰が何と言おうとも中国の指導者【習近平(シー・ジンピン)】です。
これからの世界を左右する人物と言って差し支えないでしょう。
なのに詳しいことは伝えられていません。
1953年6月15日生まれの67歳です。
偶然ですが世界の指導者はこの年代が多いんです。
ウラジミール・プーチン 1952年10月7日(67歳)
アンゲラ・メルケル 1954年7月17日 (66歳)
安倍晋三 1954年9月21日(65歳)
FirstLight 1952年10月23日(67歳)オマケ。
彼の父親は文化大革命の時、反動学生として批判され、紅衛兵によって四度も監獄に放り込まれています。
ですから、中国共産党には良い感情を持っていないはずです。
中学の時は常にトップ3の成績だったようで、清華大学化学工程部に無試験で入学しました。
学部は有機合成化学ですから、理系ですね。
ちなみにメルケル首相は物理学博士です。
21歳のときに共産党に入党して、手腕を発揮し始めたようです。
32歳のときにアメリカに視察旅行をしています。
45歳から4年間、大学院に在籍して、法学博士の学位を得ています。
この経歴はちっと眉唾ですが、政治には理系より文系の方が有利と考えたのかも知れません。
49歳で浙江省の第一書記長に就任していますから、エリートだったのでしょう。
注目すべきは、国防動員委員会主任を兼任していることです。
軍とのパイプも持っているということです。
2006年に幸運が訪れます。
上海で大規模な汚職事件が起き、翌年54歳で上海の党員書記長になります。
このポストは党中枢のトップに上り詰める登竜門のようです。
55歳で国家副主席、そして60歳で国家首席に就任したのです。
ここまでが彼の履歴で、ウィキペディアを読めば分かることばかりです。
これだけでは彼がどんな人物なのか、何も掴めません。
・・・つづく。