・・・・・・・っということで、中国の問題はとても難しい。
一党独裁には一党独裁なりに、難しい問題を抱えていることを理解しなければなりません。
欧米が中国を分析するとき、欧米(=キリスト教的)の価値観を用いるので、そのまま信じることは危ないのです。
中国は人権を無視している。
チベットやウイグルを見れば明らかでしょう。
中国には言論の自由がない。
香港を見れば明らかでしょう。
中国は国際ルールを守らない。
なんの前触れもなく法律を自分の都合のように変えてしまう。
中国は領土拡張主義である。
南シナ海での不法占拠や尖閣諸島での行為を見れば明らかでしょう。
中国は泥棒である。
知的財産権を無視するどころか、国家ぐるみで相手の情報を盗む。
これらは全て事実であり、中国は国家としての品格がないどころか、世界の一員としての資格がないと糾弾されるべきでしょう。
中国に悪の帝国のレッテルを貼るのは簡単です。
しかし、このような中国にした責任が、欧米にはないと言えるのでしょうか。
資本主義は常に市場を求めます。
欧米にとって中国は最後に残された巨大な市場なのです。
その市場に自分達に有利な立場を築くために、違法な要求を放置するどころか、中国を意のままにしようと目論んだのではないですか?
欧米はアジアを常に下に見ています。
かつての植民地政策を見るまでもありません。
目先の利益のために食い散らかし、後は野となれ山となれ、自分達の知ったことではないとする、いつもの癖が中国でも発揮されたとの分析だってあるでしょう。
その間、人権侵害や、違法行為には目を瞑っていたんじゃないですか。
それを今になって、香港国家安全維持法はケシカラン、Huawei の5Gは信用ならない、航行の自由作戦だと正義の旗を振り始めた。
欧米のやって来たいつものパターンではないですか。
・・・・・・・
これをもって、中国を擁護するつもりは一切ありません。
中国から常に被害を受け続けているのが日本なのですから。
言いたいのは、欧米の価値観に基づく歴史認識です。
それに踊らされることから、日本は卒業しなければならないと言いたいのです。
だって、日本はアジアの視点からマトモに世界を見ることが出来る唯一の国なんですから。