ヨーロッパの中で唯一Lock down を実施していないからです。
前にも触れましたが、国と国民が相互に信頼しているからこそ取れる手段です。
強制しなくても大人として振る舞うだろうという考えが基礎です。
更に、covid-19の性質上、感染しても大半が発症しないので、(即ち知らない間に国民は抗体を持つので、)逆に行動制限せずに国民に抗体を広げようという考えです。
大胆ですね。(ぼくもそうすべきだと思っています。)
下表はスウェーデン、イギリス、アメリカ、日本の新たな感染者数の推移グラフです。
上のグラフによると、スウェーデンは800人/日手前で頭打ち。
イギリスは6,000人/日前後で頭打ち。
アメリカは36,000人/日がピークを迎え、徐々に低減していくように見えます。
日本は、明らかに4/11頃に750人/日にピークを迎えて急激に減少傾向です。
グラフの傾向において、スウェーデンが特別酷いとは言えませんね。
これらは、あくまで「感染者」と判定を受けた数であって、隠れ感染者を含めた実際の感染者数は分かりません。
比較するならば、死亡率の方でしょう。
以下は、国名/総感染者数(死者数)/人口⇒人口当たりの死亡率です。
Sweden/26,322(3,225)/10,036,400 ⇒0.0321%
United Kingdom/220,449(31,930)/67,530,200 ⇒0.0473%
US/1,329,072(79,522)/329,064,900 ⇒0.0241%
Japan/15,663 (607)/126,860,300 ⇒0.00048%
人口当たりの死亡率を見ると、イギリスの方がスウェーデンより多く、アメリカはイギリスの約半分です。
これらのデータを見る限り、外出禁止措置を取っていないスウェーデンの成績が特に悪いとは言えないでしょう。
問題なのは、スウェーデンよりイギリスのほうだということになります。
ここで、ロックダウンしようがしまいが関係ない、という答えに飛び付くのは早計です。
データというのは、見るものの解釈によって大きく左右されるのは指摘しました。
国土の広さ、人口密度、気候風土、生活習慣、医療水準によって、データはいくらでも解釈が生まれます。
目立つのが日本です。
ここで比べた中で、数値が二桁低いのです。
さてさて、これをどう解釈すべきなんでしょうね?(@_@)
まだまだ流動的な段階で、コロナが収まるまでいい加減なことは言わない方がいいでしょう。
特に経済が絡んでくると、お手上げです。┐('~`;)┌
以上、ぼくが見た範囲では、スウェーデンはちゃんとコントロールできているという見立てです。



