そりゃあ、効き目や副作用を調べるため人間に投与して、沢山のデータを収集分析しなければ、薬として使えませんものね。
ぼくら素人には、この時間の長さにイライラさせられます。
焦る気持ちは押さえて、専門家に任せるしかないですね。
とはいえ、ホントーはアビガンの有効性はとっくに分かっているんじゃないかと、つい邪推してしまいますね。(^_^ゞ
そんな中、covid-19そのものの性質を研究している研究者もいます。
その特徴のひとつに、感染してから重篤な状態になるスピードが早いことがあります。
元気だった人が、みるみる悪化していく状況を、驚きをもって語られています。
どうもそれはウィルス単体で引き起こす症状じゃないと考えた人がいます。(平野俊夫氏ら)
体の持つ免疫力が、ウイルスを打ち負かそうと過剰に働き過ぎて炎症を広め、重篤化させる可能性を突き止めたのだそうです。
免疫の働きを高める「インターロイキン(IL)6」というタンパク質で、これが過剰に働き、正常な細胞を破壊してしまうそうです。
実は、このインターロイキンの働きを抑制する薬が既にあって、【アクテムラ】という名の中外製薬の薬だそうです。
この薬は、リュウマチに効く薬として開発されました。
確かにリュウマチは、正常な細胞を攻撃する免疫によって引き起こされますからね。
この【アクテムラ】はリュウマチで実績のある薬ですから、副作用は既に把握されているはずです。
・・・・・・・まあ、ぼくのようなド素人がこういう話をすること自体、とても危ないことだとは自覚しています。
抗マラリア薬に飛び付いて恥をかいたトランプの二の舞です。
しかし、現代は世界中の研究者が協力して開発に当たる環境が整っているのです。
分断の社会より連帯の社会ですね。
そういう意味で、オプティミスティックになってもいいのではないでしょうか?
それがないと、希望がないということじゃないですか。