・・・・・・・っということで、「スパイ映画」というジャンルが出来たのは、007以降で間違いないでしょう。
そのスパイ映画の旬は、もう過ぎたと思わざるを得ませんね。
ソ連が消滅しちゃいましたから、いくら描いても現実味が無くなっちゃった。
CIA、KGB、Mi-6など、実際にスパイが居たし、その活動が秘密をいっぱい抱えていましたから、現実味のある物語が無限に作れた。
今はテロリスト相手に映画を作るしかない。
すると、スパイの登場がなくなって、潜入捜査官となる。
結局、西部劇のように誰も作らなくなっちゃうのね。
さて、今回の映画は「モサド」(イスラエルの諜報機関ね)の捜査官が主人公。
舞台は(戦争のなかった頃の)シリア。
このようにスパイ映画もひねらないと見向きもされない。
映画の出来はイマイチ。
たぶん、原作となった小説は面白いはずです。
ストーリーが良くできていたからです。
想像ですが、原作者は映画化で儲けてやろうという「下心」なしに、純粋な小説を書いたはずです。(最近は下心ある輩ばっかりでウンザリ。)
映画の制作者は原作が面白かったから、忠実に作れば面白い映画となると信じていたはず。
まさか、小説を映画にするときは、映画なりの味付けが必要なことを忘れていたのかな?
演技も真面目、映像も真面目、転展開も真面目。
でもね、観客はスパイ映画に真面目さを求めていないのよね。
★★★☆☆