・・・・・・・っということで、日本に限らず世界中の人たちが、今後どうなっていくか分からず、不安に陥っています。
その不安に追い討ちをかけるように、外出自粛で経済がストップしています。
「コロナで死ぬより、経済破綻で死ぬほうが多いのじゃないか」という不満が広がっています。
もっともな意見です。
企業も、再開を今か今かと待ちわびています。
政府は制限するだけで、将来の見通しを示すことが出来ません。
八方手詰まりの状態と言って良いでしょう。
・・・・・・・
こういう場合、Boschなら言うでしょう。(TVドラマの刑事ね)
「原点に立ち返って」証拠を見直せと。
今回の場合の原点とは、covid-19の危険性を正しく認識することでしょう。
下表は日本におけるインフルエンザの死亡者の数です。
ここで、死亡率を281/11,136=2.52%と計算しては間違いです。
既に書きましたが、感染者数はあくまで発症した数で、感染しても発症しないcovid-19ですから、隠れ感染者数はこの50倍~80倍いると見る予想もあります。
一方、分子である死者数はそれほど大きなブレはないはずです。
すると、covid-19の死亡率は極めて小さいと考えるべきでしょう。
これをもって「インフルエンザのほうが恐ろしい」とか、「covid-19はそんなに怖くない」というつもりはありません。
Boschなら言うでしょう、正確な感染者を予想しろと。
ですから、【抗体検査】が必要なのです。
抗体検査の結果から抗体を持っている者の数をある程度正確に推測し、本当の死亡率=本当の怖さを把握できるのです。
本当の怖さを知れば、正しい対策が採れるのです。
・・・つづく。