・・・・・・・っということで、世の中には「モーターグライダー」というものがあります。
普通、グライダーは離陸するためには他の飛行機に引っ張って貰う必要があります。
でも、モーターグライダーは飛び立つための小さなエンジンが付いていて、ある程度の高度に達したらエンジンを切り、プロペラを格納しちゃうんです。
あとは滑空するのみ。
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ぼくはいつエンジンを切っただろう?
確かにエンジンを目一杯回す人生を送っていました。
しかし、今のぼくは滑空しています。
本当はそうじゃないけど、定年になってエンジンを切ったということにしましょう。
それ以来、ぼくは惰性で飛びながら高度を徐々に落としています。
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本当にそうなのか?
乗ったことはないけど、グライダーのアクロバット飛行を見たことがあります。
風を捉えて実に自由自在に飛ぶのです。
上昇気流に乗って、高度を上げることも出来るのです。
さらに良いことは、エンジンの音が聞こえないのです。
雑音のない世界です。
聞こえるのは風を切る音だけ。
これって鳥と同じですよね。
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人生の終盤はこうありたい・・・と、ぼくは思う。
しかし、皆がグライダーになる訳じゃありません。
定年後もエンジンを必死に回し続けている人もいます。
高度が足りないため?
エンジンの音がしないと不安だから?
それとも、風だけで飛ぶ技術を身に着けて来なかったから?